【Minecraft】Mod制作講座#1(環境構築編)【1.7.10・1.10.2・1.12.2】

こんにちはakuto2です。

今回からMinecraftのMod制作講座をしていこうと思います。

前に動画でやっていましたが、また一からやっていきます。

 

一からやる理由は、

・1.7.10と1.10.2と1.12.2それぞれに対応した解説を作りたかった

・前の解説では足りない部分や、前から変わったところがあったため

です。

三つのバージョン分の解説を作ることになるので、少し時間がかかるかもしれませんが、前回よりは早く上げられるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。

そして動画とブログの二つで更新していきますので、皆さんの見やすいほうでご覧いただければと思います。

それでは今回は、Mod制作用の環境構築を解説していこうと思います。

 

動画で見たい方はこちらからどうぞ↓

 

 

・準備


必要なソフトをダウンロードする前にファイルを保存していくためのフォルダを作成しておきましょう。

場所や名前は自分がわかりやすいところで問題ないです。

しかし、フォルダのパスに日本語が含まれないように注意してください。

(日本語が含まれていると環境構築時やModのビルド時にエラーが起きてしまう可能性があります。)

 

 

・ソフトのダウンロード


保存場所の準備が出来たら、次は必要なソフトのダウンロードです。

 

・JDK(Java SE Development Kit)

まずはJavaの開発に必要なJDKをダウンロードします。

urlはこちら→https://www.oracle.com/jp/java/technologies/javase/javase-jdk8-downloads.html

この時バージョンが8から始まっているか確認してください。

下のほうにOSごとにまとめられていますので自分の環境にあったものをダウンロードしてください。

※ただし、このブログではWindowsのみの解説になりますのでご了承ください。

リンクをクリックすると利用規約に同意してくださいというポップアップが出ます。

チェックボックスにチェックを入れてダウンロードをクリックしてください。

ちなみに、現在JDKのダウンロードにはOracleのアカウントでのサインインが必要になります。

持っていない方は作ってサインインしましょう。

 

 

・Eclipse

続いてコードエディターのEclipseです。

url→https://mergedoc.osdn.jp/

ダウンロードするものは最新版か一個前のもので問題ないです。

(32bitの方は2018が最終版となっているので注意してください。)

そしてダウンロードするパッケージですが、JDKが対応しているものをダウンロードするようにしてください。(UltimateかJava)

MinecraftのModの開発にしか使わないという方はJavaで問題ないです。

UltimateはEclipseが対応している言語すべて使えますがその分容量もかなり大きくなってしまいます。

ちなみにJavaでも1GB以上あるため、ダウンロードに時間がかかると思うので注意してください。

 

 

・Forge

最後に皆さんおなじみMinecraft Forgeです。

url→http://files.minecraftforge.net/

これはいつもダウンロードしているInstallerではなく、SrcかMdkをダウンロードしてください。

 

これで必要なソフトのダウンロードは終了です。

 

 

・インストールとセットアップ


ダウンロードが完了したらあとはインストールやセットアップです。

 

・JDK

ダウンロードしたJDKのファイルをダブルクリックで起動します。

そうするとインストール用のウィンドウが表示されますので基本的にすべて「次へ」のボタンを押していけば大丈夫です。

そして途中でJava本体のインストールも始まります。

こちらも「次」を押してください。

このウィンドウが出たらインストール完了です。

閉じるを押して終了しましょう。

 

あと、Forgeのセットアップのために環境変数の設定が必要です。

Windowsボタンを押して環境変数の編集を起動しましょう。

そしてユーザー環境編巣の新規を押します。

そして

変数名:JAVA_HOME

変数値:JDKをインストールしたパス

を記入してOKを押してください。

ちなみにJDKのデフォルトのインストールパスは以下の通りです。

64bit)C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_○○

32bit)C:\Program Files(x86)\Java\jdk1.8.0_○○

これでJDKのインストールとセットアップは完了です。

 

 

・Forge

次はForgeのセットアップです。

まずはインストールしたファイルを最初に作成したフォルダに解凍します。

(その際、フォルダ内に新たにフォルダを作成してそこに解凍することをおすすめします。)

解凍が終了したら、そこにテキストファイルを作成します。

そしてその中に以下の分を書き込み、保存して閉じてください。

call gradlew setupDevWorkspace setupDecompWorkspace eclipse

pause

 

そしたら拡張子のtxtをbatに変えてください。

(その際警告が出ますが、はいで問題ないです。)

 

※拡張子のtxtが出てない人

エクスプローラーのファイル→オプションを開きます。

そして表示のタブに行き、下のほうにある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックボックスのチェックを外してください。

 

batに変えられたらそのbatファイルをダブルクリックして起動します。

そうするとForgeをMod制作で使えるようにするセットアップが始まります。

BUILD_SUCCESSと出たら完了です。

 

ただし、この時1.7.10での環境構築をしている方はBUILD_FAILEDと出てしまったと思います。

1.7.10はサポートが終了してしまったためSSL化の際に対応されなかったみたいで、そのせいでファイルのダウンロードができないみたいです。

そのため少し設定をいじる必要があります。

Forgeを解凍したフォルダにあるgradle/wrapper/gradle-wrapper.propertiesをテキストエディタで起動します。

その最後の行を

distributionUrl=https\://services.gradle.org/distributions/gradle-2.0-bin.zip

↓から

distributionUrl=https\://services.gradle.org/distributions/gradle-4.4.1-bin.zip

に変えてください。

これを保存してまたbatファイルをダブルクリックで起動すればBUILD_SUCCESSとなるはずです。

 

これでForgeのセットアップも完了です。

 

 

・Eclipse

最後にEclipseのセットアップです。

これもまず最初に作成したフォルダに解凍をしてください。

その際解凍には7-zipというソフトを必ず使用するようにしてください。

解凍が終了したら、Eclipseを起動しましょう。

アプリの場所はpleiades/eclipse/eclipse.exeです。

起動するとワークスペースとしてのディレクトリー選択というウィンドウが開きます。

そのワークスペースにはforgeのフォルダ内にあるeclipseというフォルダのパスを設定してください。

設定したら起動を押します。

起動したらパッケージ・エクスプローラーにMinecraftかMdkというフォルダがあるか確認してください。

存在していた場合、中にあるJREシステム・ライブラリーがJavaSE-1.8になっているか確認してください。

 

※もしJavaSE-1.8になっていなかった場合

プロジェクトのフォルダを右クリックしてビルド・パス→ビルド・パスの構成を押します。

そこのライブラリータブを開きそこの中にあるJREシステム・ライブラリーを選択し、編集を押します。

そして実行環境をJavaSE-1.8に変更します。

その後、完了→適用して閉じるで完了です。

 

これでMod制作の環境は整いました。

次回から本格的なMod制作を行っていきましょう。

最後におすすめのEclipseの設定を載せておきますので参考にしたい方は是非どうぞ。

YouTubeのほうのチャンネル登録と高評価、コメントのほうもよろしくお願いいたします。

そしてブログでこういう風に解説をするのは初めてなのでぜひ改善点などがありましたら教えていただけると幸いです。

amazonの欲しいものリストも公開しています。

是非ご支援をよろしくお願いいたします→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/2OTP8DWRAYE1L?ref_=wl_share

 

 

設定は上部のウィンドウ→設定で行えます。

 

・テーマの変更

一般→外観より変更できます。

ルック&フィールを変更することでダークテーマにしたりすることが出来ます。

私のおすすめはダークです。

 

・フォントの変更

一般→外観→色とフォントより変更できます。

基本のテキスト・フォントを変更することでコードを書く部分のフォントを変更できます。

ここでフォントや大きさなどを調整しましょう。

私のおすすめはCicaというプログラム用のフォントです。

Cicaのurl→https://github.com/miiton/Cica

 

・コンテンツ・アシストの設定

Java→エディター→コンテンツ・アシストより変更できます。

これの自動有効化のところにあるJavaの自動有効化トリガーにAからZを大文字小文字でそれぞれ入力してください。

設定することで文字を入力した際に予測変換が行われ、必要なクラスや関数がすぐに出て、インポートなども自動で行ってくれます。

ただし、この予測変換の検索に少々重くなってしまうためもしスペックが低いPCで開発を行う際は設定しないほうがいいかもしれません。

 

以上がおすすめの設定となります。

適用して閉じるを押すことで設定が反映されます。

(テーマの変更時のみEclipseの再起動が必要になります。)

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

1.7.10の続き:https://akuto2.com/archives/639

1.10.2の続き:制作中

1.12.2の続き:制作中

【Minecraft】Mod制作講座#1(環境構築編)【1.7.10・1.10.2・1.12.2】」への2件のフィードバック

  1. 森のバター 返信

    1.12.2版はいつごろ執筆される予定でしょうか?
    待ち遠しいのですが…

    • akuto2 投稿者返信

      Mod制作講座の更新をお待たせしており申し訳ありません。
      1.7.10の続きや1.10.2・1.12.2版ももうすぐ出す予定なので、もうしばらくお待ちください。

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